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チャーガのこぼれ話 #5

神農本草経

中国最古の歴史書「史記」によると、古代中国の三皇五帝の一人に『神農(しんのう)』という者がいたそうだ。

神農は「百草をなめて一薬を知る。」と、あらゆる植物を自ら吟味し一日に70回以上も毒に合いながら身体におこる反応を自ら確かめ、薬用になるものを選び、人々に医療と農耕を教えたそうだ。

その事から「神農大帝」と尊称され「本草学」の始祖と言われた。

その名を冠した「本草書」が2000年前に書かれた「神農本草経」と呼ばれる書である。

この書、365種類の薬物が効能によって上・中・下の3種に分類されている。

上薬は120種類あり、無毒で生命を養い長期にわたって服用しても害はなく、薬草の中でも最高品質と呼ばれ、不老長寿を願う高貴な人々に使用されたと言わている。

チャーガは上薬に分類されている事から、古代の中国の人々の健康を守ってきたと考えらる。

それにしても古代の人々の薬学の知識の豊富さとその高い知識レベルには本当に驚かされる。

古代の中国では宇宙の星の数を60兆とし、「宇宙を凝縮した者」が60兆の細胞を持つ人体と考え、それを小宇宙と考えた。

ちなみに、人間の内臓を表す漢字には全ての部首に「肉月」がついているのをご存知ですか?

紀元前1000年頃から紀元前500年頃にかけてインドで編纂された「ヴェーダ」と言う一連の宗教文書では、「人は亡くなったら月へ向かい、月の関門を通ることができた魂は天国に行き、通れなかった魂はまた地球に戻る」とある。その為内臓には月の子どもという意味で肉月が付くと言われている。

私達は残念ながら天国には行けなかったらしい(残念)

今度は月の関門を通れるようにチャーガを飲みましょう(笑)

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