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チャーガのこぼれ話 #9

北海道チャーガ(樺のアナタケ)

二十数年前札幌のススキノで飲んでいたら突然ホステスが黒い液体を持ってきた。

これを飲むと二日酔いにもならないし癌にも効くらしいと熱心に俺に説明を始めた。

そして私に飲ましてくれるのかと思いきや、そのホステスはその黒い液体を一気に飲み干して「これで明日二日酔いにならない」と呟いたのだった。

それが長い付き合いになるチャーガとの初めての出会いだった。

ホステスから説明を受けた後、ほどなくして札幌でチャーガブームが起こった。

ススキノで飲むといろんな席で黒い液体を見るようになった。

暫くブームは続いたように思う。

しかし北海道のローカル番組で「チャーガは癌に効果があると実証されてる訳ではありません」と有名アナウンサーが話した後、鎮静化に向かいブームは去った。

そんなブームが去った直後にチャーガの商品を販売することになったのだが、当初、モンゴル産・中国産・北海道産・ロシア産と作りいろいろ試した。

その中でエキスにして暫く常温保存して様子を見るテストをしてみた所、なんと最初にカビが発生したのが北海道産だった。

最後にカビが発生したのがロシア産。

なんと夏場常温でおいて一週間以上カビが発生しなかった。

チャーガの抗酸化力の強さを証明する実験となった。

残念ながら北海道産が最初に発生したのだが、その原因として北海道産は山で採取した後、除菌をする事も無く、そのままの状態で販売されているので、最初から鳥の糞等の菌が付着している為だと判明した。

それは今も変わらない。

よく道端の販売所・道の駅で採れたチャーガの塊を販売してるが、どのように採取したのですかと聞いてみると答えられる人がいない。「ただ山で採って来た」と言うだけです。

本来チャーガは秋に採取しなければいけないし、更に白樺にキノコの菌が付着して生育する期間が5年以上経過したものでなくては効能が低下すると言われている。

北海道では採取する専門業者がいないので林業に従事されてる方や、アルバイト的に採取するのが殆どだ。

そのような方は基本的なチャーガの知識も無く、ただ採取すれば良いと考えているので採取する時期の知識も無く、見つけたら手当たり次第に採取し、採取後も乾燥させて除菌する等、基本的な作業は行われていない。

チャーガを販売している業者でも基本的な知識がなくて販売している所があり驚くことがある。

北海道ではそのまま売っているチャーガは絶対に買ってはいけないと考えている。

前途したように商品化するための作業をしていない為カビも一緒に飲んでしまうことになる。

あのような業者は本当に無責任で正直怒りさえ覚える。

当社は全てロシアで長年チャーガの製品を作り続けた会社から輸入している。

ロシアは1960年代から総合病院にてチャーガの治験を約10年間数万人規模で実施して薬品にするまで研究してきた実績がある。

私もロシアに行き勉強してきたがチャーガに関しては「ロシア以外に商品として認められるものは無い」と言うのが私の実感だ。

北海道産のチャーガはそれ程までに全てにおいて差異が大きく比較にはならなかった。

皆様もチャーガを購入する際にはよくよく検討されて購入して下さい。

良い商品を購入されて皆様の健康に役立つチャーガを是非飲んで下さい〜。

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