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チャーガのこぼれ話 #4

漢方薬

古来より日本では当然医療と言えば漢方が主流だった。

西暦702年、医疾礼という医療に関する規制まで整備された奈良・平安時代に漢方医学が発達した歴史がある。

しかし1823年、ドイツの医師・博物学者であるシーボルトが長崎で西洋医学教育を始めたのをきっかけに、明治維新後、急速に西洋医学一本で日本の医療が行われて来たのは非常に価値あるものを置き忘れてきたようで勿体無い気がする。

以前モンゴルに行った時、友人の家で「私のお婆ちゃんが脈を診て人の健康状態がわかるから診てもらえば」と言われたので、興味本位で診てもらったが結構当たるので驚いた経験がある。

そういえば幼い時のお医者さんはどこの医者も必ず脈を診ていたな~

以前はモンゴルのお婆ちゃんのように脈を診て健康状態をわかる医者が日本全国にいたのだろう。

毎日いろんな人の脈を診ていると、超能力では無いけど、人のどこの部分が弱っているのかが分かり治療の参考にしていたのは、今考えると職人のようで安心感が個人的にはあった。

そんな医者は今の日本にいるのだろうか?

チャーガの仕入れでロシアの病院に見学に行った時、西洋医学と東洋医学なようなものが併用されているのを聞いて感心したことがある。

ロシアでは漢方薬ではなく薬草と言っていたが説明を受けた感じでは同であった。

漢方薬の良さは、副作用がなく体に優しい治療である事と、体質改善にも役立ち身体を強くする点だろう。

日本でも最近、漢方薬を使用する病院が増えているそうだ。

体に優しい治療が広まるのは嬉しい限りである。

古来より日本人の体質や気候・地方の風土に合わせ、発展した日本の漢方医学が、これからも病気で悩む方々の一助になればと切に願っている。

さあ、今日も健康を思ってチャーガを飲みましょう〜

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