チャーガのこぼれ話 #13

季節の変わり目

今年の札幌は災害レベルの雪の多さで市内を歩いていても、まるで山の中を歩いているかのようにアップダウンを繰り返していた。

駐車場は積雪が1メートル以上になり、センサーが稼働せず無料駐車場が市内至る所に現れる状態で、大手のパーキング会社の駐車場の四割は閉めていると聞いたことがある。

家の玄関前は雪で埋まり除雪の苦労は半端ではなかったと一軒家の人達は声を揃えて言っていた。

以前千歳空港で外国人が雪を初めて見たのだろうか大はしゃぎしていたのを微笑ましく感じたことがあるが、今年同じ光景を見たらそんなに雪が好きなら頼むから持って帰ってくれと思ったに違いない。

春が近づいてきてるが歩道が雪解け水で歩きづらく靴が濡れてしまう。

なごり雪がロマンティックなのは歌だけである。

イルカも雪解け水じゃ溺れるでしょう~(笑)

長い冬を耐えて迎える春は言葉にならないほど嬉しさが込上げてくる。

でも気を付けなければいけないのが温度差による体調の変化だ。

月の平均で5度以上の寒暖差があると自律神経のバランスが乱れやすくなる。

自律神経のバランスを取るにはお風呂にゆっくり浸かったり、アロマや音楽でリラックスすることが効果的と言われている。

季節の変わり目に健康維持に大切な事として、

新年度を迎える4月は新しい出会いの喜びがある反面、慣れない環境でのストレスも感じるでしょう。

特に新社会人は初めての職場で緊張する日々が続くのではないだろうか~

人生をそれなりに生きてきた私から新社会人に言える言葉はとにかく素直が一番大事だ。

先輩の指導に納得できなくても一度は必ずやってみる。

その上で自分の考えがあれば話してみる事だ。

実行もしないで理屈ばかり言ってると先輩も自分を無視していると思い気分を害するケースが多いと思いますよ~

年上に可愛がられる秘訣は素直さだ。

私も経営者を長年しているが、いつも自分が正しいと意見を言い行動する人間は結局不幸になっているように感じる。

こんな人は周りを疲れさせる。謙虚にいる事が自分を成長させてくれる要因になる感じがする。

そして何よりも大事なのが健康だ。

チャーガは、免疫力を強化するだけではなく、ホメオスタシス(外部環境の変化や人体の変化にもかかわらず、一定した自己の体内環境の状態を保つ能力)が優れているので季節の変わり目や環境の変化にはピッタリの食品なのだ。

さあ、春に向かってチャーガを飲みましょう。

チャーガのこぼれ話 #12

顔色と健康

よく人を見て「顔色が良くて調子よさそうですね~」「顔色が悪いですが大丈夫ですか?」など、顔色を見て健康状態を判断します。

本当に人の健康状態は顔色で分かると言われている。

漢方では最初に見るのが顔色です。

なぜ顔色で健康状態が分かるのか。

それは顔にはたくさんの血管が集まり大量の血液が流れているからだ。

好きな人が横に来ると顔が赤くなったりする経験は青春の思い出として皆あると思う~

健康は顔に表れていると言っても大げさではありません。

赤ら顔の人は血液が淀んで血流が悪くなり瘀血の状態になっているのが原因と言われる。

顔に毛細血管が浮き出でいる人は注意です。

顔色の白っぽい人は呼吸器系の疾患が多いと言われる。

知り合いで肺がんになった人がいたが、その時指の第一関節が異様に膨れ上がり、異常を感じた彼女は病院に行ったが原因が分からないと三箇所の病院で言われたそうな~

四箇所目の病院で肺のレントゲンを写して肺癌が見つかった。本人は三箇所目まで医者の適当さに大激怒していた。

そりゃ~怒るな~死んでてもおかしくなかったのだから。

対処療法で身体全体を診ることをしない現代医療の問題点が出た例だと思う。

しかし人体の不思議を感じるな~肺癌で指が腫れるなんて。

読者の皆さんも普段と違う身体異常が出たら自己判断はせず必ず病院で診て下さい。

その彼女は幸いにも助かり今は元気で生活していますが、もう少し遅れていたら腫瘍の大きさから考えても助からなかったと思う。

顔色が黄色・黒ずんでいる人は肝臓疾患の恐れがあります。

最近では特に若い人が脂肪肝になるケースが多く三人に一人は脂肪肝になっていることが分かっています。

原因として無理なダイエット・栄養バランスの悪い食事・過食・運動不足などがあげられます。

脂肪肝になると肝硬変になり肝臓がんになる可能性が高まるので普段の生活の中で

1.過度の糖質を控える

2.良質なタンパク質と野菜を取る

3.適度なお酒の量

4.運動を行う

5.規則正しい生活(夜更かしをしない)

を意識して生活して下さい。

・顔が淡黄色でむくみがちの人は貧血に気を付けて下さい。

・顔色が土色で目の下にクマができる人は腎臓病の可能性があります。

今回簡単に顔色に関して紹介しましたが興味のある方は、石原結實先生ご著書の「病気は顔に書いてある」を読んでみて下さい。

人と会う時の印象はなんと言っても顔です。

健康的で活力を感じる顔色が大事ですね。

仕事に恋に充実した日々を送るために素敵な笑顔で過ごして下さい。

そんなあなたの横にはチャーガをお忘れなく!

チャーガのこぼれ話 #5

神農本草経

中国最古の歴史書「史記」によると、古代中国の三皇五帝の一人に『神農(しんのう)』という者がいたそうだ。

神農は「百草をなめて一薬を知る。」と、あらゆる植物を自ら吟味し一日に70回以上も毒に合いながら身体におこる反応を自ら確かめ、薬用になるものを選び、人々に医療と農耕を教えたそうだ。

その事から「神農大帝」と尊称され「本草学」の始祖と言われた。

その名を冠した「本草書」が2000年前に書かれた「神農本草経」と呼ばれる書である。

この書、365種類の薬物が効能によって上・中・下の3種に分類されている。

上薬は120種類あり、無毒で生命を養い長期にわたって服用しても害はなく、薬草の中でも最高品質と呼ばれ、不老長寿を願う高貴な人々に使用されたと言わている。

チャーガは上薬に分類されている事から、古代の中国の人々の健康を守ってきたと考えらる。

それにしても古代の人々の薬学の知識の豊富さとその高い知識レベルには本当に驚かされる。

古代の中国では宇宙の星の数を60兆とし、「宇宙を凝縮した者」が60兆の細胞を持つ人体と考え、それを小宇宙と考えた。

ちなみに、人間の内臓を表す漢字には全ての部首に「肉月」がついているのをご存知ですか?

紀元前1000年頃から紀元前500年頃にかけてインドで編纂された「ヴェーダ」と言う一連の宗教文書では、「人は亡くなったら月へ向かい、月の関門を通ることができた魂は天国に行き、通れなかった魂はまた地球に戻る」とある。その為内臓には月の子どもという意味で肉月が付くと言われている。

私達は残念ながら天国には行けなかったらしい(残念)

今度は月の関門を通れるようにチャーガを飲みましょう(笑)

チャーガのこぼれ話 #4

漢方薬

古来より日本では当然医療と言えば漢方が主流だった。

西暦702年、医疾礼という医療に関する規制まで整備された奈良・平安時代に漢方医学が発達した歴史がある。

しかし1823年、ドイツの医師・博物学者であるシーボルトが長崎で西洋医学教育を始めたのをきっかけに、明治維新後、急速に西洋医学一本で日本の医療が行われて来たのは非常に価値あるものを置き忘れてきたようで勿体無い気がする。

以前モンゴルに行った時、友人の家で「私のお婆ちゃんが脈を診て人の健康状態がわかるから診てもらえば」と言われたので、興味本位で診てもらったが結構当たるので驚いた経験がある。

そういえば幼い時のお医者さんはどこの医者も必ず脈を診ていたな~

以前はモンゴルのお婆ちゃんのように脈を診て健康状態をわかる医者が日本全国にいたのだろう。

毎日いろんな人の脈を診ていると、超能力では無いけど、人のどこの部分が弱っているのかが分かり治療の参考にしていたのは、今考えると職人のようで安心感が個人的にはあった。

そんな医者は今の日本にいるのだろうか?

チャーガの仕入れでロシアの病院に見学に行った時、西洋医学と東洋医学なようなものが併用されているのを聞いて感心したことがある。

ロシアでは漢方薬ではなく薬草と言っていたが説明を受けた感じでは同であった。

漢方薬の良さは、副作用がなく体に優しい治療である事と、体質改善にも役立ち身体を強くする点だろう。

日本でも最近、漢方薬を使用する病院が増えているそうだ。

体に優しい治療が広まるのは嬉しい限りである。

古来より日本人の体質や気候・地方の風土に合わせ、発展した日本の漢方医学が、これからも病気で悩む方々の一助になればと切に願っている。

さあ、今日も健康を思ってチャーガを飲みましょう〜